再生医療技術はの1つである脂肪幹細胞
脂肪幹細胞は、再生医療で利用される細胞の一種です。
主に皮下脂肪などの組織にあって、採取しやすいものとして利用されています。
多くは脂肪細胞なので、接種してもごく一部しか得られませんが、そこから培養をすることで細胞分裂を促し増やしてから使います。
現在の利用用途は関節炎などの原因になる、軟骨部分への治療目的がメインです。
損傷している関節部分に投与することで、再生能力を促すとされています。
関節の役割は、骨と骨とがぶつからないようにするためのクッションの役割を果たすのですが年齢とともにすり減っていくのが現状です。
これを補うために様々な細胞の元となる脂肪幹細胞を注入することで、軟骨成分の生成を促し損傷を回復する効果が期待されています。
万能に見える再生医療ですが、実はまだまだ発展途上の段階です。
まず、幹細胞は色々な組織になる役割なのは確かですがどのように分化していくかは研究段階のものが多数になります。
仮に分化したとしてもそれが正常に働くかについても、研究を重ねなければなりません。
最悪の場合、薬液などによってがん細胞にへんかしてしまうこともあるため細心の注意を払う必要があるのです。
まずは先進的な取り組みとして関節への治療が行われていますが、今後研究が進めば様々な疾患に対する治療へと貢献していくことでしょう。
今も治すことが難しい病気も、将来的には再生医療を通じて治ることも夢ではないことは紛れもない事実なのです。